夜明けの森の日々

40代で起業した元公務員が、ビジネスを中心に日常を綴ります

40代の元公務員が働きがいを求め起業しました(第4章:融資決定まで)

このブログは40代子持ちの元公務員が退職後やりたい仕事で起業するまでのストーリーです。前回は、起業準備についてのお話でした。


前回の記事はこちら

 www.alba0326.com

 

 

 今回は、起業の要であり、皆様の関心も高いと思われる融資についてです。
おそらく、読者の大半の方は、事業用の融資を受けた経験がないと思いますので、
流れを疑似体験していただければ嬉しいです。
若干、特殊事情もありますが・・・


構成は以下のとおりです。

 

目次

【1】事業計画について

【2】商工会議所との面談

【3】銀行との面談

【4】保証協会との面談

【5】融資決定

 

【1】 事業計画について

前回の記事で取り上げましたとおり、私は中小企業診断士の支援のもと創業計画書を作成しました。これが、ほぼそのまま最終的な事業計画書のベースになりました。

事業計画は、当然ながら業種や事業内容によって、その中身は異なります。
私の事業計画は、退職金の一部(約半額)を自己資金とし、初期投資額と半年程度の運転資金を借り入れる計画としました。

また、起業予定の職種が、設備投資をそれほど必要としないこともあり、数百万円の借り入れで落ち着きました。

 

収支については、コンサル先の実績をもとに算出することで、再現性のある数値を提示する計画書を作成できたと思っていました。
(現実はそこまで甘くないことを、当時の私は理解できていませんでした・・・)

今回は、商工会議所を通して、県の創業融資を申請することにしましたので、完成した事業計画書をもとに商工会議所との面談を行うこととなりました。

【2】商工会議所との面談

商工会議所の担当者とのアポイントをとって面談を行いました。
面談といいましても、創業支援の際にお世話になった職員様がご担当でしたので申請書の内容確認といった感じで終始和やかに進みました。

※事業計画書の中身について、中小企業診断士のお墨付きをいただけていることが
大きかったと思います。創業支援を活用しての創業融資申請は、(私にとっては)正しい選択であったと再認識しました。  

《補足》

商工会議所では申請書類を形式上不備がないかを確認して、受け付けるのみでした。
受付けた申請書は、実際に融資を行う金融機関(私の場合は、地元の地方銀行)へ
回付されます。

    

【3】銀行との面談

商工会議所へ融資を依頼する際、あっせん先の金融機関(=融資を希望する銀行など)は、自分で選ぶことになります。

私は自宅の住宅ローンでお世話になった地元の地方銀行を選択しました。
事前に担当者とも連携していたので、申請書の進捗状況や面談日の調整など、比較的スムーズに進んだものと思っています。

【リンク】 創業資金を借り入れる金融機関はどこがよい?
※後日、作成予定です。

 商工会議所へ申請書を提出してから10日ほど経過したころ、銀行担当者との面談を行いました。
さすがに今回は、事業計画書の具体的な中身についての質問がありました。

例えば、 ビジネスプランの将来性をどう考えているのか?
     支出項目の金額の妥当性は?
     売上見込の根拠は?
     その算出方法は?  などなど

   

ありのままを回答しましたが、概ね好意的に受け止めていただけたようでした。
特に、初期投資が低く抑えられている点は、高評価をいただけました。
こちらとしても狙いどおりの結果となり、一安心でした。

 

※実際に融資を行う銀行としては、リスクを限定的にしたいと考え、様々な角度からの質問をするのは当然ですが、あわせて、「融資先の事業が成功するように銀行としても協力していきたい」との言葉をもらえたのは素直に嬉しかったです。

 

今回の創業融資は県の事業融資ですので、地方銀行単独のプロパー融資ではなく、保証協会の保証付き融資となります。
従って、保証協会からの面談も必要となります。


【リンク】 銀行融資について プロパーと保証協会保証付きに違いは?
  ※後日、作成予定です。

【4】保証協会との面談

 銀行との面談後、すぐに保証協会よりアポイントの連絡があり、翌々日には面談の運びとなりました。
面談の内容は、ほぼ銀行との面談と同じでしたが、必要経費の根拠(エビデンス)についてシビアに確認している印象です。
計画書に計上している金額の根拠を見積書や領収証で一つ一つ確認されました。

 もしかしたら、担当が明らかに不慣れな若い方だったので、必要以上に慎重に確認していたのかもしれません・・・

 

【5】融資決定

銀行面談、保証協会面談を終え待つこと数日、銀行担当者より待ちに待った連絡がありました。
無事に、満額融資決定です!
その日のうちに銀行窓口へ出向き、正式に契約締結を行いました。


若く優秀な担当者の話では、私はとてもタイミングが良かったようです。
ちょうど上半期の期末時期であり、私の融資額が支店ノルマを達成できるかどうかに
影響を与えるようで、支店一丸で進めてくれたようでした。
何事もタイミングですね。

 

まとめ

今回、私は無事に融資の承認を受けることができましたが、同じ創業支援を受けた方の中には、満額の融資を受けることができなかったり、事業計画の修正を依頼された方もいたようです。

個々の事情はわかりませんが、融資を受けることに関しては、説得力のある事業計画を作成することが重要なのだと思います。
(もちろん、計画どおりの事業運営ができるかは別問題ですが・・・)

もしかしたら、前職が安定していた職場であったことや、ある程度の自己資金を準備していたことも評価いただいたのかもしれません。

とにもかくにも、資金の目処がつきましたので、いよいよ起業に向けて具体的に動き出すことになりました。

今回はここまでとなります。
次回は、事業開始に向けての具体的な準備についてお話したいと思います。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。