夜明けの森の日々

40代で起業した元公務員が、ビジネスを中心に日常を綴ります

小さな会社の会計ソフトと税理士の選び方(個人的経験をもとに)

皆様こんばんは。

 

ブログ名を変更して初めての投稿となります。

以前からご贔屓いただいている方はご存知かと思いますが、私は昨年20年勤務した職場を退職し小さな会社を起業しました。

 

小さいながらも会社を経営する以上、税理士との顧問契約日々の会計処理は必須となります。当然ながら、専門の経理担当者を雇用する余裕などなく、代表である私が事務全般を行っています。まだまだ事業は軌道に乗ったとは言えない状況ですので、当面は私が経理担当者のままの予定です・・・

 

起業の際、とにかく経費を抑えることを優先しましたので、私は、以下の順で進めました。

①会計処理はクラウド会計ソフトを使用

クラウド会計に対応できる地元の税理士を検索

③②で探した税理士の中で、条件(顧問契約の金額・内容)に合う税理士と契約

 

具体的にみていきます。

 

①会計処理はクラウド会計ソフトを使用

 

まず、会計ソフトは、大きくパッケージ(インストール)型クラウドの2つに分類されます。それぞれの特徴は次のとおりです。

 

パッケージ型(インストール型)

弥生会計」シリーズや「勘定奉行」シリーズに代表されるソフトを購入してパソコンにインストールして使用する形態です。

 

《メリット》

◯長年の実績があり、サポートが充実している。

クラウド会計に比べ歴史が長く、機能性や操作性が洗練されており、操作がわからない場合のサポート体制が整っている印象が強いです。

 

◯買い切り型のため比較的安価

クラウド型の場合は毎月の使用料というランニングコストが発生しますが、パッケージ版は買い切り型のため、基本的には追加費用は発生しません。

 

 

《デメリット》

◯ある程度の会計知識がある前提で作られている印象があり、初心者にとってハードルが高い。

クラウド版と比較した場合、パッケージ版は基本的に簿記や会計の知識がある前提で設計されている印象です。全くの初心者がすべての機能を使いこなすのはすこし困難であると思います。

ただ、パッケージ版は小規模事業所向けから大企業でも対応可能なものまで、色々な種類のソフトがありますので、機能を絞ったソフトを選ぶなど対応は可能と思います。

 

◯制度改正等があった場合、データのアップデートが必要となる。

制度改正などが発生した場合、データのアップデートが必要になりますが、その際に追加負担が発生する場合あります。費用をクラウド版と比較する際には、更新の際の追加費用も含めて検討する方が賢明です。

 

 

クラウド

 「マネーフォワードクラウド会計」や「freee」に代表される、インターネット経由で提供されるサービスを使用する形態です。

 

《メリット》

 ◯経理初心者でも始めやすい

クラウド会計ソフトは、経理経験の浅い方でも直感的に使用できるよう工夫されており、パッケージ版に比べハードルが低くなっています。

 

 ◯常に最新版のサービスが利用できる

インターネットを介し最新データを利用できるので、パッケージソフト版のようなバージョンアップ処理が不要です。法改正にも即時で対応してくれます。

 

◯銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどとのデータ連動が可能

ネットバンキングに対応した銀行やクレジットカードのデータを自動で取得することが可能になります。上手く活用することで、仕訳処理などの会計業務を劇的に軽減することができます。

 

◯データのバックアップが不要

データはすべてクラウドサーバー上に保管されるので、パソコンの故障や火災などの災害で大事なデータが紛失するリスクを抑えることができます。

 

《デメリット》

◯毎月のランニングコストが必要

従業員の人数や利用するサービスの範囲に応じて決まる料金を毎月支払うことになります。
長期間使用することになるのでトータル費用では買い切りタイプのパッケージ版よりもコストがかかるケースがあります。

 

 ◯セキュリティに不安がある

外部のクラウドサーバー上に、個人情報や会計データを登録するこになるため、ハッキング等の情報漏洩のリスクは残ります。ただし、セキュリティ向上の取り組みは随時行われているため、必要以上に心配する必要はないと思います。

 

◯動作が安定しない場合がある

インターネット環境によっては、動きが重くなるなどクラウド特有の問題が発生する場合があります。
また、オンライン環境に依存しているため、オフラインではそもそも使用できません。

 

このように、 それぞれ「メリット」・「デメリット」がありますが、会計ソフトに求めるご自身の要望(値段・使いやすさ・機能など)で、クラウド型かパッケージ型かを選択するとよいと思います。

個人的にはクラウド型を利用する方が、メリットが大きいと感じましたので、クラウド型を選択しました。

 

 

クラウド会計に対応できる地元の税理士を検索

 

クラウド会計ソフトでシェアの大きなものとして、「MFクラウド会計」、「freee」、「弥生会計オンライン」のが3つが有名です。

 

この中で、私は【MFクラウド会計】という会計ソフトを導入することにしましたので、このソフトに対応できる税理士を探しました。

ネットで検索したところ地元でクラウド会計に対応している税理士が数名いましたので、同年代と思われる女性税理士さんとアポイントをとりお会いすることにしました。

 

MFクラウドはこちら

 

 

 

 

③②で探した税理士の中で、条件(顧問契約の金額・内容)に合う税理士と契約

 

実際に税理士の先生とお会いして、当社の現状についてご説明をしました。

 

◯起業したばかりである

◯事業の性質上他業種に比べ資金の流れが単純

◯ある程度は自社で会計登録を行う

◯税理士との面談は不定期(四半期に一度程度)でOK

 

上記の前提のもとで、顧問契約をお願いすることとし、相場の半額程度の顧問料で契約をいただくことができました。

大手の会計事務所や税理士事務所ではなく、個人で開業している先生であれば、直接先生自身とご相談できるので、とても良いパートナーと契約することができたと思います。

 

 

まとめ

 

クラウド会計を導入することで、自分自身で会社の経営状況をある程度把握できるだけでなく、費用面でもコスト削減効果があります。

 

実際に1年近く会計ソフトを利用していますが、素人でも問題なく使えています。

疑問点などあった場合にはネットで検索してこともできますし、どうしてもわからない場合には、顧問税理士にメールや個別面談の際に相談しています。

 

また、クラウド上で私が登録した仕訳(会計処理)を随時チェックしてもらえるので、単純なミスや仕訳処理の間違いもその都度解決できます。

 

現時点でも、クラウド会計導入のメリットは大きいですが、今後ますます機能が充実していくことは確実です。

人手不足に悩んでいたり、そもそも人を雇用する余裕のない小規模な会社こそ、積極的に利用する価値のあるものだと思います。

 

働き方改革」 により、残業時間の上限規制や有給休暇取得の義務化など、中小企業にも様々な対応が求められるようになります。

クラウド会計ソフトを導入しておけば、給与ソフトや勤怠管理ソフトなどとの連携が可能になりますので、様々な対応が可能になります。

 

会計事務を税理士などに丸投げにしている事業主様がおられましたら、一度、会計ソフトの導入を検討されることをお勧めいたします。

皆様が想像されている以上に、使いやすく便利なものですし、ほぼリアルタイムで会社の会計情報が確認できるメリットは大きいと思います。

 

今回は以上となります。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。