ソシオの杜 ~ソシオエステの現場から~

ソシオエステティック(ソシオエステ)を提供するNPO法人の活動を綴ります

NPO法人の資金調達方法② / 寄付プラットフォームの比較と導入手順

皆様こんにちは。

NPO法人ソシオの杜です。

 

今回は、寄付プラットフォームを活用したファンドレイジング(資金調達)について、当NPOの実体験を交えてお伝えしたいと思います。

 

  

【1】寄付プラットフォームの比較

前回お伝えしておりました通り、NPO法人ソシオの杜では、ファンドレイジングによる資金調達を積極的に進めています。

 

「ファンドレンジング」についてはこちらの過去記事をご覧ください

www.alba0326.com

 

その中でも、独自の寄付サイトを持たない私たちのような小規模なNPO法人にとっては、「寄付プラットフォーム」を活用したファンドレイジングはとても魅力的です。

 

ファンドレイジングの支援を行う「寄付プラットフォーム」は、年々増加傾向にあり、それぞれ費用・サービスに特色があります。

 

ファンドレイジングの導入を決定した時点で、複数のサービスを比較し、私たちにとっての最適なプラットフォームが何処なのかじっくりと検討しました。

 

多くのサイトを見たり実際に資料請求などを行った経験をもとに、ファンドレイジングを初めて検討する際のお勧めとして、次の3つを挙げさせていただきます。

(機能などの詳細な比較内容は、他のサイトで検証されていますので、あくまでも実際に利用する立場での独断による評価だとご了承願います)

 

1-1 Syncable 

一つ目は

株式会社STYZが運営する寄付プラットフォームであるSyncable(シンカブル)です。

Syncableは、2016年12月にNPOを対象に寄付を集められるサービスとしてリリースしました。現在では、約2000のNPOが利用する国内有数の寄付プラットフォームとして成長してきました。これまでになかった寄付の方法を開発することで、オルタナティブなお金が生まれる仕組みづくりに注力しています。

                               出典: https://syncable.biz/

 

私たちが導入を検討した2020年3月時点での加入団体が約600団体でしたので、1年半で3倍以上に成長しているプラットフォームであることがわかります。

 

1-2 Syncableの特徴

Syncableの特徴を、「導入」「使いやすさ」「管理」の3つに分けてご紹介いたします。                 ※特に好印象な点をマーカーで表示しています。

 

【導入】                   

  • 初期費用・月額費用が無料
  • 決済手数料が比較的安価
  • NPO法人だけてなく、一般社団法人、任意団体でも利用可能
  • 導入時の伴奏支援を受けることが可能

 

【使いやすさ】

  • スマホ対応
  • 都度寄付・継続寄付の選択が可能
  • 年会費(賛助会員・正会員)にも対応
  • 寄付金額の設定が容易
  • 団体の広報ページ作成が可能
  • 寄付型クラウドファンディングページなど複数のキャンペーンの実施が可能

 

【管理】

  • 寄付者情報の閲覧、ダウンロードが可能
  • 寄付者への自動転送メール設定が可能

 

あくまで私見ですが、バランスが最も良いプラットフォームであると思います。                           

詳しい内容は、公式サイトをご覧ください。

syncable.biz

 

 

2-1 Congrant              

2つ目は、

リタワークス株式会社が運営するCongrant(コングラント)です。

こちらも、多くの団体の利用実績があり、とても優秀なツールであると思います。

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        出典:Congrantホームページ   https://congrant.com/jp/company.html

 

2-2 Congrantの特徴

【導入】

  • 団体の規模や用途に合わせて、複数の利用プランを準備
  • 寄付・会費募集のためのファンドレイジングページ(寄付・会員を募るWEBページ)を作成可能
  • 業界最安値のクラウドファンディング手数料(3.4%※2021年11月現在

 

【使いやすさ】

  • スマホ対応
  • 都度寄付、継続寄付、年会費に対応
  • 寄付方法が、クレジットカードだけでなく、銀行振り込みにも対応

 

【管理】

  • 支援者、寄付者の管理機能が充実
  • 継続決済のエラーに対応
  • 領収書の自動生成・発行管理
  • 事務作業の効率化に関する機能が充実

 

詳しい内容は、公式サイトをご確認ください。

congrant.com

 

 

3-1 CANPAN決済サービス

3つ目は、

一般社団法人Cheersが運営しているCANPAN決済サービスです。

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  出典:CANPAN決済サービスホームページ https://kessai.canpan.info/services/

 

こちらは、有名な「日本財団」と「CANPANセンター」との共同プロジェクトであり、安心感は抜群だと思います。

 

3-2 CANPAN決済サービスの特徴

【導入】

  • 初期費用無料
  • 法人格の有無や種類に関係なく利用可能(学校法人、任意団体も登録可能)

 

【使いやすさ】

  • 都度寄付、継続寄付、年会費に対応

※追加費用なしで、継続寄付も利用可能(クレジットカード決済のみ)

 

【管理】

  • シングルアカウントでログイン可能(※)

 ※CANPAN決済サービスで一度寄付をした人は、ユーザーログインすることで簡単に次の寄付を行うことが可能

 

【申込条件】

  • 活動実績1年以上
  • 団体公式サイトで寄付の募集情報を掲載している
  • CANPAN団体情報データベースの情報開示レベル★★★★★(星5つ)

 

CANPAN決済サービスは、運営母体の信用度は抜群なのですが、この申込条件の厳しさのよって、他の寄付プラットフォームに比べて、魅力度を落としてしまっていると思います。

特に情報開示レベル★5つは、規模の小さな団体にとってハードルは高いと思われます。

 

詳しい内容は、公式サイトをご覧ください。

kessai.canpan.info

 

 

以上、今回は代表的なプラットフォーム3つについてご紹介いたしましたが、他にもまだまだ沢山の寄付プラットフォームがあります。

 

より詳しく比較検討できるサイトがたくさんありますので、ぜひ皆様の団体にとって最適なサービスを見つけてもらえたらと思います。

 

【2】NPO法人ソシオの杜の選択

悩んだ結果、Syncableを利用することに決めました。

 

理由は、

初期費用や月額費用が無料であり、私たちのような今後活動を本格化していきたいと考えている団体には利用しやすいプラットフォームである

との判断です。

 

Congrantとは、かなり悩んだのですが、ランニングコストの差が決め手となりました。

これは、あくまでも当NPOの現状が、機能よりコストを重視せざるを得ないというだけであり、各々のサービスの優劣を判断しているのではないということをご理解ください。

 

次に、Syncableを実際に導入するまでの流れ※についてご紹介いたします。       ※当NPOが導入した時期は2020年3月頃であり、最新の流れとは異なる可能性があります

 

【3】Syncable導入手続きの流れ

ここからは実際の導入の流れについてご説明します。

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1 団体登録

まずは団体登録を行います。

団体名や団体種別(NPO法人、任意団体など)連絡先等の基本情報を登録します。

 

2 活動概要の入力

団体の活動内容について登録します。

具体的には、

  • 私たちのビジョン
  • 私たちの取り組む課題
  • なぜこの課題に取り組むのか
  • いただいた寄付金の使い道

 といったそれぞれの団体の「想い」を文章や写真で登録します。

 

3 簡易審査

 団体が反社会的勢力でないか、公益・非営利目的の団体であるかの審査を行います。

NPO法人以外の団体(任意団体、一般社団法人、一般財団法人)の場合には、非営利徹底型の団体であるかの審査のため定款の提出が必要です。

 

4 寄付受付スタート

必要項目をもれなく登録し簡易審査に合格すると、無事に寄付受付のスタートとなります。団体登録から審査完了まで「最短2日」です。

  

 

【4】導入手続き(NPO法人ソシオの杜の実例)

では、ここからは【3】の流れに従って、実際に私たち「NPO法人ソシオの杜」がSyncableを導入した手続きについて情報を共有したいと思います。

これから、ファンドレイジング導入を検討される皆様のご参考になれば幸いです。

 

1 団体登録

 専用フォームに従い、団体名や団体種別、連絡先などの必要事項を登録します。

ここは特に問題なく終了しました。

写真やロゴを設定できますので、団体の特色を示すことができるとより効果的だと思われます。

 

2 活動概要の入力

団体の活動内容について登録します。

今回の登録にあたり、今までの活動内容を振り返り、皆様にお伝えしたい情報をまとめることができ、とてもよい振り返りの機会になったと思います。

 

特に「寄付金の使い道」については、今後の活動方針と密接にかかわる問題であり、NPO法人ソシオの杜としての「想い」や「理念」をお伝えするには、どのような言葉が最適か最後まで悩みました。

ぜひ、一度、当NPO のホームページなどをご覧いただけると幸いです。

NPO法人 ソシオの杜

 

 

3 簡易審査

団体が反社会的勢力でないか、公益・非営利目的の団体であるかの審査を行うことになりますが、当NPOは特に問題なく合格しました。

 

4 寄付受付スタート

これで準備はすべて整いました。

いよいよ寄付受付に向けて、作成した団体情報を公開することとなります。

 

 

5 寄付募集開始

無事に寄付募集を開始することができました。

これもひとえに親身にご相談に乗っていただいたSyncableご担当者様のおかげです。

この場を借りまして改めてお礼申し上げます。

 

募集開始といっても、ホームページやSNSとの連携などやることは沢山あります。  一歩一歩、前に進んで行きたいと思います。 

 

私たちの活動にご興味をお持ちいただけましたら、下記のリンクより活動内容などをご覧いただけると幸いです。

syncable.biz

 

まとめ

今回は、NPO法人が寄付プラットフォームを活用したファンドレイジングを導入する流れについて、私たちの経験談をもとにまとめてみました。

今後、導入を検討される皆様方のご参考になれば幸いです。

 

また、NPO法人ソシオの杜では一緒に活動を行っていただける仲間を募集しています。

併せて、賛助会員としてNPO活動をご支援いただける会員様も募集しています。

 

少しでもご興味をお持ちいただきましたら、下記までお問合せいただきますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました